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ヨゴレが向かって来ても、大抵の場合は様子を探っているだけなので、私達の2m程手前でターンして戻っていきますが、大きな黒い瞳を持つマンホール程の大きさの顔が一直線にグングンと近づいて来る姿は迫力です。
写真の固体は特にアグレッシブで、こちらがシュノーケリングだったこともあり、水面に背ビレを出したままターンする気配もなく突進し、直前でわずかに体を沈めて、足に向かって突っ込んできました。「口が開きませんように」と祈りながら、足を曲げて避けると、足ヒレの横をヨゴレのヒレがかすめて、通りすぎて行きました。
ヨゴレはゴビレゴンドウの群れの食べこぼし等を狙って周囲を泳ぐ習性があり、コビレゴンドウの群れを発見した時は、ヨゴレにも高確率で遭遇できます。以前、コビレゴンドウに遭遇した時、いつもより群れが固まっていて動きがないので、妙だなと思いつつも海に入ると、群れの周りにいた約8匹のヨゴレが、こちらの方に興味を示して集まって来たこともありました。
どうやら間の悪い時に、何も知らず呑気にエントリーしてしまったようで、既に興奮状態にあったヨゴレの集団は、私達の周囲をクルクルとまわりながら、次々とこちらにアタックしてきました。あまりの迫力に私達は慌ててボートに退散、一生の思い出に残る出来事となりました。
ヨゴレは、通常ダイビングやシュノーケリングをおこなう沿岸域には来ませんので、サメが嫌いな方も安心してハワイ島に遊びに来て下さい。

写真・記事提供:コナ・コースト・クルーズ |
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水面から射し込む光を背中に受けて泳ぐヨゴレ



直前で体を沈め、足に向かって突っ込んでくるヨゴレ |
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