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マンタ・ナイトは、ニューヨーク・タイムズ紙で世界トップ10ダイブに選ばれたダイビングとシュノーケリングのツアーです。日没後に水深10ｍ程の水中をライトアップし、ライトの光に集まるプランクトンを食べにくるマンタや魚達を観察します。マンタは触れる距離まで近づいてきますが、マンタの保護のため触ることは禁止されています。シュノーケリングでは、水面付近で回転を繰り返すマンタと接触しないように、足を伸ばして、大の字に寝た姿勢でマンタを観察します。ダイバーは、頭上を通るマンタを傷つけないようにシュノーケルを外しておくのがルールです。
マンタの迫力は、1枚だけでも十分過ぎる程ですが、これが多い時には40枚以上ものマンタが集まってきます。スポットライトのような光の中で、プランクトンを食べ逃すまいと宙返りを繰り返すマンタや縦一列に編隊を組み次々と水中ライトに突進するマンタなど、まるで宇宙空間にいるような地球上とは思えない光景です。特に正面衝突しそうになったマンタ同士が、ぶつからないように同時に上空へ旋回し、2枚でお腹合わせの状態のまま水面に昇って行く姿は圧巻です。
もともと水面が好きなマンタは、ライトアップされたボートのエントリー・エリアで、プランクトンを食べるために回転を繰り返すことも珍しくないため、ボートの上からでもマンタを間近に見ることができます。海に入る時に「マンタの上に乗らないように注意して下さい」と言われるのは、おそらく世界でもハワイ島だけではないでしょうか？光とマンタと魚達が彩る幻想的な世界は、ハワイ島ならではの体験です。
写真・記事提供：コナ・コースト・クルーズ |
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シュノーケリングでマンタを観察する風景
写真上部の水面にライトを持つ人達が写っています
ボートのエントリー・エリアで回転を繰り返すマンタ |
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