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白いのにアカヒメジ?
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昼間はヒゲを収納し、あまり動かず、
白い体色で群れをつくり休息するアカヒメジ。


夜間に群れを分散し、ヒゲをつかって
活動的に餌を探し回るアカヒメジ。


ドーナッツ状に陣形を変える
アカヒメジの群れ
白いボディに黄色のラインと尾ビレが美しいアカヒメジ。英名はイエローフィン・ゴートフィッシュ。英名の方が水中で見るアカヒメジの特徴を上手に表現しているように思えます。なぜ和名では、白いのにアカヒメジなのでしょう?

実はアカヒメジは夜行性で、日中は中層に群れをつくり、あまり動くことなく休息しています。魚は休息中、外敵から身を守るために体色を変化させることがありますが、私達が普段見ている白いアカヒメジは、この休息色の状態なのです。

彼らは夜になると体色を赤く変化させ、群れを分散して活発に餌を探し始めます。ハワイ島名物マンタナイトでは、マンタだけでなく、水中ライトの光に集まるプランクトンを食べに来る活動的な赤いアカヒメジの姿も見ることができます。

アカヒメジの名前の由来は、漁師さんに釣り上げられた後、赤い色になるからだと言われていますが、この赤い体色こそがアカヒメジ本来の色と言えるかもしれません。アカヒメジは、ハワイ語でも「赤いヒメジ」という意味の名前が付けられていますが、海に囲まれた場所ならではのアカヒメジの本質を表した名前だったのですね。

アカヒメジは日中でも、クリーニングをしてもらっている時に、気持ち良さそうに体を縦にして、体色を変化させる姿が見られます。ハワイ島には、昼間に数百尾ものアカヒメジが群れをつくり、休息する珊瑚礁の綺麗なポイントがありますが、白と黄色の美しい魚がつくる巨大な群れは、つい時を忘れて見惚れてしまう光景です。

この場所で群れのすぐ横をグルッと一周するように泳ぐと、突然群れがドーナッツ状に陣形を変え、私達の周囲360度を魚の壁で取り囲むことがあります。これは群れを狙いに来た大型の捕食魚を威嚇する時にとる行動です。小さな魚達は、群れでいっせいに大型魚を取り囲むことで、驚かして捕食魚を追い払おうとします。

どうやら捕食魚の行動パターンと同じように群れの側をまわると、外敵と間違われてしまうようですが、まるで手品のように一瞬にして周囲を埋め尽くす魚群の迫力は圧巻です。

写真・記事提供:コナ・コースト・クルーズ

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